噂の真相:オイル食い、オイル上がり、オイル下がり。[DC2中古選び]

※管理人の経験と、身近な事例から「インテグラ タイプRにまつわる噂の真相」を解き明かします。とはいえ、個体差があるのでこれがすべてではないことをご了承ください。

よく聞かれるタイプRのB18Cネタに、オイル食いがあります。
これも個体差があり、身近な7〜8台のDC2/DB8の中で、そのような症状は私のを含め2台のみ。

友人「ながせん」のDB8 タイプR 96specは、ヘッド開けたりケミカル利用したりしましたが、2018年現在相変わらずオイル燃やして走っていますが、パフォーマンスには大きく影響していない模様です。
一緒に十勝スピードウェイも走りますが、だからといってオイルの消費が大きくなることもなく、3000km/0.5Lで安定(というのも変ですが・・)しています。なので、オイル食いの個体でも、割り切っちゃって乗り続けるのもあるいはアリなのかもしれません。

私のDC2は、ながせんのより激しく、1000km/0.5Lほどのオイル食いでした。あまりにもひどいので、(当時まだエンジンの保証期間内だったため)ディーラーに入庫し、徹底的に調べてもらいました。
原因調査のため、ホンダのメーカーの方が直接そのディーラーに来て、私の車を見ていったそうです。
結論としてはオイル上がり(原因はピストンリング)とオイル下がり(原因はバルブのシム部分)が同時に起こっている、との事。シリンダーやヘッドなどブロック以外のパーツをほぼ一新し組み替えて、ほとんど新品状態のエンジンとなってようやくオイル食いがなくなりました。

私はすぐに手を打ったので、なんとかなりましたが、現在中古車などで購入すると、もちろんクレームは効きません。
上記のながせん程度の消費なら、パフォーマンスに影響しないしなー、と妥協して乗る、というのも選択肢としてはアリなのかな。

もちろん、オイル食わない個体が見つかれば、一番いいでしょうけどね。確率からすれば、オイル食いしない個体の方が、多いようですけどね。