◎ホンダ・Z ターボ/PA-1(2011〜2012)


当初の予想以上には健闘しましたが、
やはり普通車2台の維持はなかなか辛いっすね。

20万円程度の予算で軽自動車を探した時に、
あったあった、不人気車!(笑)
でもとってもホンダらしい1台。ミッドシップで4WDでターボ!
「ホンダ Z ターボ」(PA-1)。
このフォルムかわいい!!


ただしこの個体、色々ありました。結果、10ヶ月で廃車にしました。
車検ほぼ2年付き、コミコミ26万円で購入。
購入前にはテンション上がっちゃってよく見なかったのですが、
購入後すぐにいつものCOCKPIT旭川でジャッキアップしてみたところ、下回りのサビがかなりひどかった。

そして乗り始めて2日後、ブレーキがスポンジーに。
サビによってブレーキホースとキャリパーのつなぎ目部分からフルード漏れていました。
販売店に電話し(私は旭川ですが、購入したのは恵庭の中古屋)談判。
「やーブレーキ関係は消耗品だからねぇ・・」とごねていましたが、修理代折半で話をつけました。


5ヶ月後、踏み込んでもパワーが出ないなどの症状が。
ウエストゲートバルブのロッドが固着して動かず、
さらにウエストゲートバルブ本体が真ん中から2つに割れ、吸気漏れ。
これ、ウエストゲートバルブのパーツ単体の販売がなく、ターボユニット丸ごと交換ですって!!
なので応急処置で乗ることにしました。


その後、オイル食いの症状がなぜかどんどん進行し、ある日、数日前にオイル補充したのに、
ドライブ中峠でオイルランプが点いたけど、
街まであと50km程度だったのでゆっくりだましだまし走りましたが、万事休す。タービン逝っちゃいました。
オイル管理が重要なのに、
オイルの点検や交換/補充に手間がかかる設計の車でもあります。(ミッドシップのため)

写真はその峠で救出(搬送車)待ちのたたずむぽんこつZ。

他にも
ホンダZの大きな欠点として、電動パワステの設定。
ステアリングのセンタリング付近が異常にシビアで、
高速道路などで真っ直ぐ走らせるのにかなり神経を使います。

いろいろ魅力も多い車だけど、下回りがさびやすい、
そして重要な部分(ターボ関係)が下に露出してるので、その錆の影響を受けやすい
などの特徴があるため、中古車を探す時にはその辺りを要チェックですね。