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9月 2016
エンジン洗浄と圧縮圧力回復、nutecコンプブースト
私のDC2が70000km走行後に施したメンテナンスです。
この前年にもnutec「コンプブースト」を施工したのですが、この時にはより念入りに、ということでまず、エンジン内部の洗浄から。
同じnutecの「スラッジリムーバー」を使ってみました。
<お掃除/スラッジリムーバー>
まずはエンジン内部のお掃除。スラッジリムーバーをプラグホールから各気筒に噴射。中を覗くと、泡のようなモノが若干見えました。何度かにわけてシリンダー内の全体に行き渡らせ、放置。
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作業してくれたtoshiが「すげぇな。ちょっとこしてみるか」と。タンクに貯まった汚れたリムーバーを、布でこしながら捨ててきました。
そしてその布の写真。うげげ!すごい。見た目にかなりのインパクト!こんなに汚れていたんだ~。雑誌とかでは見たことあるけど、現実に自分の車のを見ると、大きな衝撃を受けます…。
その後更に念入りにウエスをシリンダーに突っ込んで拭いていきます。これまた真っ黒。OHのお金を浮かせるためにこれを試したのですが、かえってOHの重要性を痛感しました。やっぱり、きっちりエンジン開けてキレイにしたいですよね、できれば。
<補修/コンプブースト>
私は、自分の理解を超えるモノに対してはとても慎重です。特に電子系パーツとケミカル剤。理解できていないと、トラブル時の対処も大変だから、というのもあります。でも時々、「これいいかも…」という製品があります。ホントにたまーに、ですけど。
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まず、現状の圧縮を測り、それからスポイトで慎重に作業。作業は単調なモノ。で、効果があるのかどうかが気になりますが、下記の通りとなりました。
※単位はber ※参考までに、B18C-Rの標準値が19.4ber/250rpm、限界値は9.7ber/250rpmです。
施工前でも大きな問題はなかったのですが、施工後→30分アイドリング→測定の結果、ほぼすべての気筒で改善が見られました。
実際走行して、どれほどの変化があるかわかりませんが、幸先いいようです。体感としては、馴らし中の段階でも、エンジンのかかりは良くなったように思えます。